流れ落ちる水が、そのまま止まる神秘
氷瀑(ひょうばく)とは、厳しい寒さで滝が凍結する現象のこと。ゴーゴーと流れていた激流が、あたかも時が止まったかのように静寂な氷の彫刻へと変わります。
その年の気温によって凍結具合(完全結氷するかどうか)が変わるため、「今年はどれくらい凍っているかな?」と情報をチェックして出かけるライブ感も楽しみの一つです。
おすすめの氷瀑スポット
1. 袋田の滝(茨城県大子町)
日本三名瀑の一つ。高さ120m、幅73mの巨大な滝が凍る姿は圧巻です。「完全凍結」するとニュースになるほど。
- アクセス:常磐自動車道・那珂ICから約50分。駐車場から観瀑台までトンネルを通ってすぐなので、足元に自信がない人でも安心。
- グルメ:名物の「けんちんそば」や「奥久慈しゃも」料理もおすすめ。
2. 華厳の滝(栃木県日光市)
中禅寺湖から流れ落ちる97mの大瀑布。周囲の十二滝と呼ばれる小さな滝がブルーアイスとなって輝きます。
- アクセス:日光宇都宮道路・清滝ICから約30分。いろは坂の雪道運転が必要です。
3. 三十槌の氷柱(埼玉県秩父市)
滝ではありませんが、岩肌から染み出す湧き水が凍って巨大なツララ(氷柱)になります。夜間のライトアップが人気。
- アクセス:関越自動車道・花園ICから約1時間。河川敷の駐車場を利用できます。
氷瀑ドライブのマナーと注意
スポット周辺は路面凍結が避けられません。スタッドレスタイヤの装着は当然として、駐車場から滝までも雪道を歩くことが多いので、滑り止め(スノースパイク)があると安心です。
まとめ
自然の厳しさが生み出す、息をのむような美しさ。写真で見るのと実物とでは迫力が違います。今週末は寒さを楽しむドライブに出かけてみませんか?
